第103回 「ワザ・スキル」を「モノ」として売り、 代行ビジネスの幅を広げよう!
2008年7月11日
日々、週末起業ネタ探しに勤しむ、◆ネタ泉湧夫隊長と◇二足ハジメ隊員「起業ネタ探検隊」の冒険記です。
(前号までのあらすじ)
「ぜいたく」で「ユニーク」な商品を売るにあたっては、「ギフト用」に仕立てると良いとネタ泉隊長は説く。さらに、「ギフト券」という「モノ」商品に仕立てるやり方について、話を続ける。
◆ネタ泉:そのとおり。「代行」という「ワザ・スキルを売る」商品は、「ギフト券」という「モノを売る」商品へと変換することができるとすれば、他のパターンについても同様かも知れんぞ。
◇ハジメ:商品のパターンと言えば、「モノ」「ワザ・スキル」「知識・情報」「場・ネットワーク」の4つですね。「モノ」はその名のとおり、「ワザ・スキル」は「ギフト券」という「モノ」に変換できるということですね。で、「知識・情報」については・・
◆ネタ泉:ちょっと待った。「ワザ・スキル」を「モノ」に変換するパターンについて、他にはないか、もう少し考えてみてはどうかのう。
◇ハジメ:あ、そうですね。「ギフト券」は人にプレゼントするものですけど、自分で使うなら「利用券」ということになりますね。
◆ネタ泉:そうじゃのう。他にはどうじゃ?
◇ハジメ:う〜ん、「ワザ・スキル」は「代行」ですから、「利用券」としてしまえば、すべてカバーしてしまうように思います。
◆ネタ泉:ならば、少しひねりを入れてみることじゃ。
◇ハジメ:はぁ・・。・・・難しい注文ですねぇ・・。どう考えたらよいのでしょうか?
◆ネタ泉:ビジネスを考えるなら、まず持つべきは「顧客視点」じゃな。お客さんの立場になって考えてみることじゃ。
◇ハジメ:お客さんの立場で? う〜ん、「代行」ビジネスのお客さんの立場で考えるということですよね? え〜っと、お客さんは何かをやって欲しいと思っているわけで・・・
◆ネタ泉:「何かをやって欲しいと思っている」というのは、どういうことじゃ?
◇ハジメ:ですから、自分では出来ないので代わりにやって欲しいと・・。
◆ネタ泉:となると、お客さんが本当に欲しいものは何なのかのう?
◇ハジメ:お客さんが本当に欲しいのは、代行となる作業が無事に完了することですよね。
◆ネタ泉:ということは、別に「代行」そのものが欲しいのではない、ということじゃのう。
◇ハジメ:はい! そうですね!
◆ネタ泉:で、どうなのじゃ? 具体的に考えてみると、わかりやすいぞ。
◇ハジメ:はい。たとえば自転車の出張修理という「代行」ビジネスを考えてみます。
◆ネタ泉:「代行」サービスそのものを提供しないとしたら、どんな「モノ」があれば、お客さんの要求を満たせることになるかのう?
◇ハジメ:あ、そうか! 自転車の修理用工具とか、パンク修理キットとかがあればいいですね!
◆ネタ泉:そのとおりじゃ。それらは立派な「モノ」商品じゃのう。「ワザ・スキル」商品が「モノ」商品に変換したことになる。
◇ハジメ:なるほど。ということは、逆を考えることもできますよね。
◆ネタ泉:ほう、どういうことじゃ?
◇ハジメ:つまり、最初に「モノ」商品を売ることを考えて、後から「ワザ・スキル」商品を付け足していくことができますよね?
◆ネタ泉:なるほど。具体的にはどうなるかのう?
◇ハジメ:ですから、最初に自転車のパンク修理キットを売ることから始めて、それから修理代行という商品に進むんです。
◆ネタ泉:うむ、そういうパターンは、意外に多いかも知れん。
◇ハジメ:えぇ、やっぱり自分でやるのは面倒くさいんですよ。
◆ネタ泉:週末起業を経て独立した起業家にも、そのようなパターンがあったのう。
◇ハジメ:とおっしゃいますと?
◆ネタ泉:パワーポイントを上手に使ってのプレゼンテーションの講座を売ろうとして週末起業を始めたんじゃよ。
◇ハジメ:で、どうなったんですか?
◆ネタ泉:実はな・・。おっと、ハジメ隊員よ、今までの話から、自分で考えてみてはどうかのう?
◇ハジメ:そうですねぇ・・。プレゼンテーションは面倒くさいから、代わりにプレゼンテーションをやってあげるビジネスですか?!
◆ネタ泉:おいおい、考えられなくもないが、そこまでいくとやりすぎじゃろうて。
◇ハジメ:となると・・・。あ、そうか! パワーポイントのプレゼン資料の作成を代行するビジネスですね!?
◆ネタ泉:正解じゃ。いくら講座で教えてもらっても、先生が作るほど上手い具合にはできんのじゃよ。
◇ハジメ:それで、「先生、いっそのこと代わって作ってくれませんか?」となったわけですね。
◆ネタ泉:そのとおり。ビジネスはそうやって広げていくものなのじゃよ。
◇ハジメ:代行のニーズは、かなり高そうですね! 週末起業をやるなら、代行ビジネスは欠かせませんね!
◆ネタ泉:まぉ、そう思ってもらってもよいが、気をつけなければならんこともあるぞ。
◇ハジメ:え、そうですか?
◆ネタ泉:うむ。代行を自分でやるとなると、どうしても時間がとられるからのう。いわゆる「時間の切り売り」となりがちじゃ。
◇ハジメ:一人でやるには限界があるということですね。何かうまい方法はないでしょうか? 下請けを使うこととか?
◆ネタ泉:いわゆる「ビジネスオーナー」となるということじゃな。よい着眼点じゃ。週末起業で大きく稼ぐには、「ビジネスオーナー」を目指すのは、大切なことじゃ。
◇ハジメ:具体的には、どうしたらいいんでしょうか? 下請けしてくれる人は、簡単にみつかりますか?
◆ネタ泉:みつかるかどうかは、仕事の内容次第じゃが、みつけにくいのなら育てればよい。
◇ハジメ:「教える」ビジネスですね!
◆ネタ泉:確かにそうなのじゃが、この場合の「教える」ビジネスには、単純な習い事以上のうまみがあるぞ。つまりじゃな・・
(次号へ続く)

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プロフィール:ネタ泉湧夫隊長

お名前:ネタ泉湧夫隊長
1952年、東京葛飾区に生まれる。商家に生まれ、幼い頃から商いへの好奇心は旺盛。ひいては起業に関する調査に没頭し、2002年に長年の夢であった「起業家支援」のために『ネタ出し探検隊』を発足。現在も日夜、趣味と実益を兼ねて起業ネタ探しの旅を続け、全国津々浦々を奔走している。

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プロフィール:二足ハジメ隊員

お名前:二足ハジメ隊員
1974年生まれ。独身。2度の転職を経て、文具販売会社の中堅営業マンとして活躍しているが、最近『自分の生きていく意味』や『本当にやりたいこと』『社会に貢献できること』『趣味』『家族』などを考え始める。「週末起業」を知り、何かをしなければと考えていたところでネタ泉隊長と出会う。












