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ネタだし探検隊

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第100回 相談に乗ってあげればネタのヒントが得られ、ニーズが見出せる!

2008年7月02日

日々、週末起業ネタ探しに勤しむ、◆ネタ泉湧夫隊長と◇二足ハジメ隊員「起業ネタ探検隊」の冒険記です。

(前号までのあらすじ)
自分がお役に立てそうな相手をみつければ、その人たちが顧客ターゲットになり得る。彼らにどのような商品を提供していくことができるかを考えれば、それが起業ネタになる。探検隊は、起業ネタが生まれるきっかけについて、さらに冒険を続ける。

◆ネタ泉:何か困ったことがあったら、誰かに相談するわけじゃな?

◇ハジメ:はい、そうです。

◆ネタ泉:相談してどうなった?

◇ハジメ:いろいろ教えてもらえたので、非常に助かりました。

◆ネタ泉:つまり、お前の役に立ったわけじゃな?

◇ハジメ:はい、もちろん。・・・あ、そうか! お役に立つというのは、相談に乗ってあげられるということですね?!

◆ネタ泉:それで?

◇ハジメ:ということは・・・、う〜ん、どう表現したらいいのか・・

◆ネタ泉:つまりじゃな、誰かの相談に乗ってあげた経験を思い出せ、ということじゃ。

◇ハジメ:誰かの相談に乗ってあげたということは、相手のお役に立ったということですね!

◆ネタ泉:それをきっかけに起業ネタが生まれることは、結構あるぞ。

◇ハジメ:とおっしゃいますと?

◆ネタ泉:鈍い奴じゃのう。たとえば「○○をしてくれませんか?」と相談されて、対応してあげたとする。そして喜ばれる。そこにはニーズがあるということじゃな。

◇ハジメ:なるほど。謝礼までもらったとすれば、それは商売になりますね!

◆ネタ泉:そうじゃとも。どんな商品をつくったらよいか、あれこれ自分で悩むよりも、相手の方から「こんな商品をつくってくれ」と言ってくるようなものじゃ。

◇ハジメ:それなら確実に売れますね。

◆ネタ泉:もっと端的な例になると、「○○を売ってくれませんか?」という話もある。

◇ハジメ:売ろうと思っていないのに「売ってくれませんか?」と言われるわけですか?

◆ネタ泉:そうじゃよ。相手の持っているものがどうしても欲しくて、「譲ってくれませんか? もちろん、代金はお支払いします」なんてことは、それほど珍しいことでもない。

◇ハジメ:お宝鑑定番組にも、そういうコーナーがありますね。

◆ネタ泉:「譲ってくれ」と言われたりして、その場対応で済ませてしまうのは、もったいないということじゃな。このパターンでひねりを効かせていくことで、起業ネタは次から次へと出てくる。つまりじゃな自分の持っているモノを「譲ってくれ」と言われたとすれば、そのモノ、つまり商品には市場価値があるということを意味するぞ。

◇ハジメ:シジョウカチ、ですか? もう少しやさしい言葉で言ってくれませんでしょうか?

◆ネタ泉:つまり、あえて交渉してでも欲しいという人がいるということじゃ。「譲ってくれ」というのは、もちろん、「お金はちゃんと払うから」ということじゃぞ。

◇ハジメ:ということは、お金を払ってでも欲しい人がいるということですね。

◆ネタ泉:そしてじゃな、そういう人が一人いれば、他にもたくさんいる可能性がある。

◇ハジメ:なるほど。一匹ゴキブリを見つけたら・・・、ってやつですね!

◆ネタ泉:おいおい、お客さんをゴキブリ扱いしてはいかんぞ!

◇ハジメ:あ、すみません・・。

◆ネタ泉:まぉ、よい。で、他にも「できたら譲って欲しい」と思っている人がいるわけじゃから、そういう人たちに向けて、きちんとした商品として告知すれば、売れるというわけじゃ。

◇ハジメ:「譲ってくれ」なんて、なかなか言えないですよね。クレームみたいなもんですよね。実際にクレームを言ってくれるのは、ほんの一部の人で、ほとんどの人は何も言わずに去っていくとか。

◆ネタ泉:お前は、いろいろなたとえを知っておるのう。なかなか感心じゃ。

◇ハジメ:はぁ、ありがとうございます。でも、起業ネタを出すのには、あまり役立ってはいないんですけど・・。

◆ネタ泉:何を言うか。「たとえ」がたくさん思いつくということは、連想力に優れていることじゃぞ。起業ネタを発想するには、役立つ能力のはずじゃ。

◇ハジメ:そうですか・・。頑張ります!

◆ネタ泉:そうじゃな。で、譲って欲しい人の情報をどんどんと集めていけば、次のビジネスに展開できるのう。

◇ハジメ:え? どういうことでしょう? 譲って欲しい人には、自分の商品をどんどん売っていけばいいんですよね?

◆ネタ泉:もちろん、それが第一じゃが、すべてに対応できるわけでもない。ならば、それらを譲ってもいい、という人たちを集めれば、マッチングサイトができるわけじゃ。

◇ハジメ:どうやって商品を売るかを考えるより、どうやって「譲って欲しい人」を集めたらいいかを考えた方が、いいですね。

◆ネタ泉:そうじゃな。良いことに気付いたのう。さらに考えを進めていけば、「譲って欲しい」のほかに、「代わりにやって欲しい」というパターンもある。つまりじゃな・・


(次号へ続く)


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  • プロフィール:ネタ泉湧夫隊長

    お名前:ネタ泉湧夫隊長
    1952年、東京葛飾区に生まれる。商家に生まれ、幼い頃から商いへの好奇心は旺盛。ひいては起業に関する調査に没頭し、2002年に長年の夢であった「起業家支援」のために『ネタ出し探検隊』を発足。現在も日夜、趣味と実益を兼ねて起業ネタ探しの旅を続け、全国津々浦々を奔走している。

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  • プロフィール:二足ハジメ隊員

    お名前:二足ハジメ隊員
    1974年生まれ。独身。2度の転職を経て、文具販売会社の中堅営業マンとして活躍しているが、最近『自分の生きていく意味』や『本当にやりたいこと』『社会に貢献できること』『趣味』『家族』などを考え始める。「週末起業」を知り、何かをしなければと考えていたところでネタ泉隊長と出会う。