第90回 「引き出す」ためのテクニックと「自己アピール」の重要性
2008年5月28日
日々、週末起業ネタ探しに勤しむ、◆ネタ泉湧夫隊長と◇二足ハジメ隊員「起業ネタ探検隊」の冒険記です。
(前号までのあらすじ)
専門家として情報発信をするのなら、情報収集も必要となる。その際、メルマガやブログを運営していれば、「取材」名目で情報を集めやすくなると、隊長は説く。
◆ネタ泉:取材するにあたっては、いくつか留意する点がある。やはり何事においてもそうなのじゃが、事前の準備をしっかりとすることじゃな。
◇ハジメ:事前の準備というと、何でしょう?
◆ネタ泉:何を知りたいのかを明確にしておくことじゃな。質問したい項目をリストアップしておく。
◇ハジメ:はい、それはやるつもりでした。
◆ネタ泉:じゃがな、その際に重要なのは、本当は「質問したい項目」ではない。
◇ハジメ:とおっしゃいますと?
◆ネタ泉:重要なのは、「聞きたいこと」、「話して欲しいこと」じゃ。それも、読者はこれを知りたいだろうな、ということを想定して取材することじゃな。
◇ハジメ:なるほど。
◆ネタ泉:逆に、取材を受ける側が「話したいこと」というものもある。気持ちよく取材を受けてもらうには、この「話したいこと」を十分に話してもらうことが大切じゃ。たくさん話してもらえれば、それだけ価値ある情報を得られる確率も高くなる。
◇ハジメ:取材というのも、結構、テクニックが必要なんですね。
◆ネタ泉:そうじゃとも。もし相手からたくさんのものを引き出したいと思うのなら、コーチングのスキルを身につけるとよいじゃろう。
◇ハジメ:でも、インタビューとなると、いちいち出向くのも大変ですね。
◆ネタ泉:確かにそうじゃな。じゃから、メールで質問項目を送って回答してもらうというやり方もある。これなら結構、気軽にできるじゃろう。
◇ハジメ:その手がありますね。
◆ネタ泉:その際は、何でも自由に書ける質問項目を設定しておくと、相手からいろいろ引き出すことができる。「はい」「いいえ」で答えられる質問は、避けることじゃ。
◇ハジメ:「はい」「いいえ」で答えられる質問だと、取材インタビューというより、アンケート調査みたくなってしまいますね。
◆ネタ泉:せっかく取材しても、いろいろと引き出せなければ、時間のムダになってしまうので、注意が必要じゃ。
◇ハジメ:「引き出す」ということは、すごく大切なんですね。僕の頭からも、起業ネタがどんどんと引き出されるとありがたいんですけど・・
◆ネタ泉:「引き出される」ということになると、誰かに「引き出す」役目を負ってもらわなければならんということじゃな。
◇ハジメ:ということは、その「誰か」が必要だというわけですね。
◆ネタ泉:そうじゃよ。ハジメ隊員よ、そこで何かを思いつかんかのう?
◇ハジメ:やっぱり、「仲間」が必要だということでしょうか?
◆ネタ泉:そのとおりじゃ。週末起業というと、一人で黙々と取り組むイメージがあるかも知れんが、立ち上がり時点ではそうであっても、大きく成功していくには「協力者」の存在は不可欠じゃ。
◇ハジメ:なるほど。でも、初めのうちは、特に最初のネタを考える時は、「一人で黙々」なんですよね?
◆ネタ泉:いや、そうとも限らんぞ。
◇ハジメ:と、おっしゃいますと?
◆ネタ泉:もちろん、自分一人の頭で最初のネタを考え出したという週末起業家は多い。しかし、そうでないケースもある。
◇ハジメ:たとえば?
◆ネタ泉:たとえば、誰かとの付き合いの中で、「○○をやってくれる人がいたら助かるんだけど」といった言葉にしっかりと食いつくといったことがある。
◇ハジメ:「だったら、私にやらせてください!」という具合ですね。
◆ネタ泉:そうじゃよ。
◇ハジメ:でも隊長、そんなに「おいしい話」なんて、滅多にないのでは?
◆ネタ泉:かも知れん。確率で考えるなら、「分母」すなわち、その「誰か」と交流する機会を積極的に増やしていくことをしなくてはならん。
◇ハジメ:う〜ん、わかりました・・。
◆ネタ泉:何じゃ。納得しておらんようじゃのう。では、ヒットする確率を高める方法を教えよう。
◇ハジメ:お願いします!
◆ネタ泉:それはじゃな、まずは自分から、何ができるかということをアピールするのじゃよ。「それができるなら、これをやってくれないか?」と相手に言わせるのじゃ。
◇ハジメ:なるほど。相手に「○○をやってくれる人がいたら助かるんだけど」と言わせてヒットするよりも、その方が確率が高そうですね!
◆ネタ泉:さらにもっと積極的に仕掛ける方法もあるぞ。この方法を知っていれば、交流イベントを何倍にも役立てることができる。つまりじゃな・・・
(次号へ続く)

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プロフィール:ネタ泉湧夫隊長

お名前:ネタ泉湧夫隊長
1952年、東京葛飾区に生まれる。商家に生まれ、幼い頃から商いへの好奇心は旺盛。ひいては起業に関する調査に没頭し、2002年に長年の夢であった「起業家支援」のために『ネタ出し探検隊』を発足。現在も日夜、趣味と実益を兼ねて起業ネタ探しの旅を続け、全国津々浦々を奔走している。

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プロフィール:二足ハジメ隊員

お名前:二足ハジメ隊員
1974年生まれ。独身。2度の転職を経て、文具販売会社の中堅営業マンとして活躍しているが、最近『自分の生きていく意味』や『本当にやりたいこと』『社会に貢献できること』『趣味』『家族』などを考え始める。「週末起業」を知り、何かをしなければと考えていたところでネタ泉隊長と出会う。












