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第88回 起業ネタはダイヤの原石!「専門家」を自覚すると自然に磨かれる!

2008年5月21日

日々、週末起業ネタ探しに勤しむ、◆ネタ泉湧夫隊長と◇二足ハジメ隊員「起業ネタ探検隊」の冒険記です。

(前号までのあらすじ)
「オンリーワン」になるには、自分の「好きなこと」「できること」を組み合わせてみるとよいとネタ泉隊長はアドバイスする。そうすることで、「自分ならでは」の起業ネタを決めることができるという。

◆ネタ泉:「自分自身だけが持つ資源」は、意識して「磨き上げる」ことが必要じゃよ。つまりじゃな、最初のうちは「ダイヤの原石」のようなものじゃから、そこからどうするかが問題なのじゃ。

◇ハジメ:隊長、ぜひ、その磨き方を教えてください!

◆ネタ泉:よし、よし。磨く前にじゃな、ダイヤならまず、鉱脈から掘り出さなきゃいかんのう。

◇ハジメ:?? 隊長、また訳のわからないことをおっしゃる・・・。

◆ネタ泉:鉱脈には、ダイヤをはじめ、いろいろな鉱物資源が埋まっておるのじゃよ。だから、どれを磨くかを決める必要がある。

◇ハジメ:なるほど、少しわかってきました。どれを磨くかというと、「好きなこと」「できること」の組み合わせですよね?

◆ネタ泉:そうなのじゃが、浮気せんように、「自分はコレで行く!」と腹をくくることが第一歩なのじゃよ。

◇ハジメ:そこで「掘り出す」というわけですね。掘り出してしまえば、もう、それを磨くしかないですから。

◆ネタ泉:うむ。それが週末起業で言うところの、「専門分野を決める」ということなのじゃ。

◇ハジメ:ということは、専門分野を決めた段階ではまだ、「ダイヤの原石」状態だってことですね?

◆ネタ泉:察しがよいのう。そのとおりじゃ。既に磨かれてキラキラと光ったダイヤモンドが鉱脈の中に埋もれているわけがない。ところが多くの週末起業予備軍は、それをみつけようとする。

◇ハジメ:ネタが決まらない最大の原因は、それなんでしょうね。

◆ネタ泉:そうじゃとも。「ダイヤの原石」に気づかぬことは、実に残念じゃ。

◇ハジメ:隊長、専門分野を決めて、ダイヤの原石のように磨いていくには、どうすればよいのでしょうか?

◆ネタ泉:専門分野を決めたなら、腹をくくることじゃ。

◇ハジメ:はぁ? それはさっき、聞きました。「自分はコレで行く!」と腹をくくることが第一歩だということは。

◆ネタ泉:第一歩にして基本じゃ。あとは自然に磨かれていく。

◇ハジメ:はぁあ? そんな無責任な! どういうことなんですか?

◆ネタ泉:よしよし、では説明してやろう。つまりじゃな・・

◇ハジメ:「自然に磨かれていく」なんて、無責任じゃないですか! どういうことなんですか?

◆ネタ泉:よしよし、では説明してやろう。まずは自分の専門分野を決めて、腹をくくることが大切じゃと話したじゃろう。

◇ハジメ:はい、そうですね。でも隊長、「腹をくくる」というのは、どういうことなのでしょう?

◆ネタ泉:浮気はしない、ということじゃ。

◇ハジメ:つまり、あれこれ目移りさせないってことですよね?

◆ネタ泉:うむ。できれば、その専門分野のエキスパートとして肩書きをつくり、名刺をつくって名乗ってしまうとよい。

◇ハジメ:そこまでやりますか・・。とは言え、名刺を作るだけで専門家なんですか? それが「自然に磨かれていく」ってことなんですか?

◆ネタ泉:まぉ、待て。そう急ぐでない。名刺をつくり、自分が専門家であることを、はっきり自覚せよ、ということじゃ。

◇ハジメ:う〜ん、いつまで経っても精神論ですか、隊長。何だか心もとないなぁ。

◆ネタ泉:そうではない。専門家であることを自覚して周囲を見渡せば、それまでとは違う「気づき」がいろいろとあるものじゃ。

◇ハジメ:気づき? どういうことでしょう?

◆ネタ泉:まず、自分の専門分野に関係している事柄についての情報に、敏感になるぞ。

◇ハジメ:例えば?

◆ネタ泉:例えば「デジカメ写真撮影」を専門分野として設定していれば、テレビのデジカメ撮影講座があれば、見ておこうということになるじゃろう。

◇ハジメ:なるほど。専門家を名乗るからには、それくらいチェックしておく必要がありますよね。

◆ネタ泉:新聞や雑誌について、デジカメ写真撮影に関する記事があれば、当然、目に入ってくる。読まずにはいられんはずじゃ。

◇ハジメ:そう言われると、そうですね。知り合いがデジカメを使っていると、ついつい、機種や撮影の仕方について気になったりとか。

◆ネタ泉:作品たるデジカメ写真の質についても、ついつい批評したくなったりするじゃろうな。

◇ハジメ:何だかそれって、オタクの世界ですね。

◆ネタ泉:そう、そのとおり。「オタク」は専門家の別名じゃよ。いずれにしろ、専門家を名乗ることで、周囲が今までと違ったように見えてくれば、行動も変わる。

◇ハジメ:そして専門分野に関わる様々な情報を自然と集めだす・・・。そうか! それが「自然に磨かれていく」ということなんですね!

◆ネタ泉:さらにそれをスピードアップしていく、よい仕組みがある。

◇ハジメ:隊長、教えてください! 何でしょう?

◆ネタ泉:よしよし、それはじゃな・・・。

(次号へ続く)

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  • プロフィール:ネタ泉湧夫隊長

    お名前:ネタ泉湧夫隊長
    1952年、東京葛飾区に生まれる。商家に生まれ、幼い頃から商いへの好奇心は旺盛。ひいては起業に関する調査に没頭し、2002年に長年の夢であった「起業家支援」のために『ネタ出し探検隊』を発足。現在も日夜、趣味と実益を兼ねて起業ネタ探しの旅を続け、全国津々浦々を奔走している。

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  • プロフィール:二足ハジメ隊員

    お名前:二足ハジメ隊員
    1974年生まれ。独身。2度の転職を経て、文具販売会社の中堅営業マンとして活躍しているが、最近『自分の生きていく意味』や『本当にやりたいこと』『社会に貢献できること』『趣味』『家族』などを考え始める。「週末起業」を知り、何かをしなければと考えていたところでネタ泉隊長と出会う。