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ネタだし探検隊

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第76回 週末起業は発展性を見極め「成長マトリクス」を描け!!

2008年4月23日

日々、週末起業ネタ探しに勤しむ、◆ネタ泉湧夫隊長と◇二足ハジメ隊員「起業ネタ探検隊」の冒険記です。

(前号までのあらすじ)
週末起業家は、時間の制約がある点が不利だと考えられていたが、実は、生活費を稼ぐ必要がない分、独立起業家よりも時間に恵まれているとネタ泉隊長は指摘し、ハジメ隊員は、なるほどと納得する。探検隊はさらに、起業ネタの発展性を評価することについての調査を始める。

◆ネタ泉:発展性とは、その起業ネタでビジネスを始めたとして、どれくらいの規模にまで成長する可能性があるかということじゃ。

◇ハジメ:なるほど。どうせやるなら、大きなビジネスにしていきたいですよね。

◆ネタ泉:ほう、お前、なかなか良いことを言うのう。

◇ハジメ:え? そうですか? 当たり前だと思うのですが・・。

◆ネタ泉:いやいや、週末起業というと、サラリーマンの副業で、ちょっとした小遣い稼ぎが出来ればよいと思っているケースが多い。

◇ハジメ:確かに、そういう人も多いですね。

◆ネタ泉:個人の価値観の問題じゃから、それをとやかく言うつもりはない。じゃがな、週末起業で成功している連中を見ると、その多くは、少なくとも会社の給料以上に稼ぎ、できる限り早く会社を辞めようと考えておる。

◇ハジメ:気合いの入り方が違うということでしょうか?

◆ネタ泉:「棒ほど願って、針ほどかなう」と言うじゃろ。針程度しか願っておらんのなら、毛ほどもかなわないということじゃな。

◇ハジメ:願望は大きく持てってことですかね?

◆ネタ泉:簡単に言えば、そういうことじゃ。独立を成功させることを考えていれば、週末起業で何かをするのに、失敗を恐れることもなくなる。

◇ハジメ:まぁ、独立して失敗することを考えれば、週末起業の失敗なんて、どうということはありませんよね。

◆ネタ泉:そうじゃよ。週末起業は、独立へ向けてのテストマーケティングだと考えればよい。

◇ハジメ:テストマーケティングなら、失敗はありませんよね。

◆ネタ泉:あえて失敗するとしたら、それは、週末起業をやらないことじゃな。やらなければ、テストにもならん。やってみて上手く行かないことがわかれば、テストとしては成功なのじゃよ。

◇ハジメ:早まって独立しなくて良かった、ということがわかりますよね。

◆ネタ泉:それは非常に貴重なメリットじゃな。

◇ハジメ:う〜ん、でも隊長、「会社を辞めずに」というのが週末起業ですね?会社を辞めることを目指すのは、ちょっと矛盾するようにも思うのですが?

◆ネタ泉:違う、違う。会社を辞めずに「始める」のが週末起業じゃ。未来永劫、会社を辞めるなとまでは言っておらん。「お金をかけずに」も同様じゃ。始めるのにお金をかけないが、軌道に乗って来たら、いろいろな投資をすることは必要じゃよ。

◇ハジメ:そうか〜。ちょっと誤解していたかも知れません。小さなビジネスで始めても、それを大きく育てていくことができるかどうか、つまり発展性の有無を見極めることが必要なんですね!

◆ネタ泉:そうじゃよ。で、発展性を見極めるポイントじゃがな、まずはこう考えるのじゃ。発展性を見極めるポイントはじゃな、現在考えているネタから、どれくらい新しい関連ネタが生まれるかを予想してみることじゃよ。

◇ハジメ:一つの起業ネタをみつけるのにも苦労するのに、さらに関連ネタを考えるってことですか? 難しいように思いますが?

◆ネタ泉:いやいや、そうではない。一つネタが決まれば、それを中心に新たなネタを考えるのは、それほど難しくないぞ。難しいのは、最初の一つだけじゃ。

◇ハジメ:なるほど。ネタの発想には、きっかけが大事だと隊長はおっしゃっていましたよね。最初のネタが、まさにきっかけになるわけですね。

◆ネタ泉:そうじゃとも。お前は「起業ネタをみつける」と言っておったが、正確には「起業ネタを決める」のじゃ。ネタはいくらでもある。大切なのは、どれにするか、腹を決めることじゃ。

◇ハジメ:は、わかりました! で、隊長、起業ネタの発展性を見極めるには、具体的にどうすればよいのでしょうか?

◆ネタ泉:うむ、まずは「成長マトリクス」を描いてみることじゃな。

◇ハジメ:せいちょうまとりくす? それもまた、何だか難しそうですね。

◆ネタ泉:新規事業や新商品の開発にあたって、よく使うツールじゃよ。考えをわかりやすく整理するのに具合がよい。

◇ハジメ:マトリクスというと、要するに表みたいなものということですか?

◆ネタ泉:そうじゃな。タテ軸に「従来商品」「新商品」、ヨコ軸に「従来市場」「新市場」をとった表(マトリクス)をつくってみるのじゃよ。

◇ハジメ:隊長、これもいわゆる「組み合わせ」で発想しようということですね? 発想には「組み合わせ」が大切だって、隊長はいつもおっしゃってますよね?

◆ネタ泉:お前とは長い付き合いじゃからな、わしの考えることも、かなりお見通しじゃろう?

◇ハジメ:いえいえ、まだまだです。で、隊長、この「成長マトリクス」ですけど、「従来商品」とあるんですが、どういう意味ですか? 起業ネタを考えている段階なので、「従来商品」なんて、ないんですけど?

◆ネタ泉:そう言うじゃろうと思っておったぞ。では、この「成長マトリクス」の使い方について説明しよう。まずじゃな・・・

 

(次号へ続く)

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  • プロフィール:ネタ泉湧夫隊長

    お名前:ネタ泉湧夫隊長
    1952年、東京葛飾区に生まれる。商家に生まれ、幼い頃から商いへの好奇心は旺盛。ひいては起業に関する調査に没頭し、2002年に長年の夢であった「起業家支援」のために『ネタ出し探検隊』を発足。現在も日夜、趣味と実益を兼ねて起業ネタ探しの旅を続け、全国津々浦々を奔走している。

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  • プロフィール:二足ハジメ隊員

    お名前:二足ハジメ隊員
    1974年生まれ。独身。2度の転職を経て、文具販売会社の中堅営業マンとして活躍しているが、最近『自分の生きていく意味』や『本当にやりたいこと』『社会に貢献できること』『趣味』『家族』などを考え始める。「週末起業」を知り、何かをしなければと考えていたところでネタ泉隊長と出会う。