第74回 どこで買っても同じ商品でも「売る人」でオンリーワンに!
2008年4月16日
日々、週末起業ネタ探しに勤しむ、◆ネタ泉湧夫隊長と◇二足ハジメ隊員「起業ネタ探検隊」の冒険記です。
(前号までのあらすじ)
独自性の打ち出し方の基本は、とにかく「オンリーワン」をつくることだと学ぶ探検隊。商品そのものがオンリーワンでなくとも、「売り方」でオンリーワンを打ち出すことが可能だとネタ泉隊長は説く。しかし、「商品」でも「売り方」でも、マネされる可能性があることにも気づく。
◆ネタ泉:ではハジメ隊員、絶対にマネされないオンリーワンの作り方をお前に教えてやろう。
◇ハジメ:え、本当ですか? ぜひぜひ!
◆ネタ泉:それはじゃな、「売る人」でオンリーワンという方法じゃ。
◇ハジメ:「売る人」でオンリーワン?? いったい、どういうことでしょうか?
◆ネタ泉:世の中、どこで買って同じという商品は多いぞ。「売り方」にしても、たいして差がある訳ではない。にも関わらず、売上には差が出来るじゃろ?
◇ハジメ:う〜ん、そんなもんですかねぇ・・・。
◆ネタ泉:ハジメ隊員よ、お前には行きつけの居酒屋があるかのう?
◇ハジメ:えぇ、駅前の店、よく行きます。
◆ネタ泉:そこは、何がオンリーワンなのかのう? 「商品」か? それとも「売り方」か?
◇ハジメ:いやぁ〜、何ででしょうね? あそこのおかみさん、愛想がよくて気持ちいいからってことでしょうか・・。
◆ネタ泉:おかみさん、すなわち「売る人」がカギを握っておるということじゃな。
◇ハジメ:なるほど、それが「売る人」でオンリーワンということなんですね?
◆ネタ泉:「売る人」とはすなわち、週末起業家のことじゃ。キャラクターを打ち出せば、誰でも「オンリーワン」になれる。
◇ハジメ:確かに、全く同じ人はいませんからね。そういうオンリーワンなら、何とかなれそうかも知れません。
◆ネタ泉:ネットショップでは、店長がキャラクターを打ち出し、成功しているケースが多い。少し恥ずかしいかも知れんが、自分自身をさらけ出して顧客に接することを心がけるとよいじゃろう。
◇ハジメ:そうか・・・。心理学の授業で習ったと思うんですけど、「自己開示」ってやつですかね。それをやると、信頼関係を作りやすくなるとか。
◆ネタ泉:ほう、お前もなかなかよく勉強しておるのう。
◇ハジメ:ありがとうございます!
◆ネタ泉:売る人でのオンリーワンづくりについて考えてみると、独自性や差別化について、二つの見方があることに気づく。つまりじゃな、世の中、楽観的な考え方もあれば、悲観的な考え方もあるということじゃ。
◇ハジメ:なるほど・・。具体的にはどういうことでしょうか?
◆ネタ泉:うむ。例えば、よく使われる話じゃが、コップに半分の水が入っているとしたら、それをどう考えるかじゃ。
◇ハジメ:半分しかない、と考えるか、半分もある、と考えるか、ということでしょうか?
◆ネタ泉:そういうことじゃよ。
◇ハジメ:隊長、それと独自性や差別化とは、どう結びつくんですか?
◆ネタ泉:うむ。既に誰かが同じような商品を扱っているとすれば、お前はその商品を売ることについて、どう思うかのう?
◇ハジメ:う〜ん、売れそうなら売ってみようかなぁ・・?
◆ネタ泉:では、あちらこちらで売っていて、どこで買っても同じ商品ならどうじゃ?
◇ハジメ:う〜ん、今さらそんなものを売ってもねぇ・・。
◆ネタ泉:ほう、どうしてそう思うのかのう?
◇ハジメ:だって、わざわざ僕から買う必要はないですよね?
◆ネタ泉:わざわざ、お前から買う必要はない。確かにそうかも知れん。しかし、わざわざお前から買わない理由もないのではないかのう?
◇ハジメ:え? 僕から買わない理由はない? どういうことですか?
◆ネタ泉:言ったとおり、そのままの意味じゃよ。どこで買っても同じなら、お前から買ってもよいではないか。なぜ、自分からは買ってもらえないと考えるのじゃ?
◇ハジメ:・・・。
◆ネタ泉:「売る人」で差別化し、オンリーワンになるとは、そういうことなのじゃよ。どうせ買うなら、この人から買いたい、と思ってもらえるようになることじゃ。
◇ハジメ:・・・。そういう考え方もあり得ますね・・。
◆ネタ泉:この人が売る商品なら、とりあえず買っておこう、ということすらある。
◇ハジメ:好きな作家の新作小説なら、内容を確認しなくても買う、みたいなことですかね?
◆ネタ泉:そうじゃよ。要は自分のファンを作るということじゃな。そのために、メルマガやブログで自分のキャラクターを打ち出していくのじゃよ。
◇ハジメ:そういうことなんですね・・。よくわかりました!
◆ネタ泉:ではハジメ隊員、独自性や差別化について、もう一つの考え方をお前に教えてやるとするか。つまりじゃな・・・
(次号へ続く)

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プロフィール:ネタ泉湧夫隊長

お名前:ネタ泉湧夫隊長
1952年、東京葛飾区に生まれる。商家に生まれ、幼い頃から商いへの好奇心は旺盛。ひいては起業に関する調査に没頭し、2002年に長年の夢であった「起業家支援」のために『ネタ出し探検隊』を発足。現在も日夜、趣味と実益を兼ねて起業ネタ探しの旅を続け、全国津々浦々を奔走している。

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プロフィール:二足ハジメ隊員

お名前:二足ハジメ隊員
1974年生まれ。独身。2度の転職を経て、文具販売会社の中堅営業マンとして活躍しているが、最近『自分の生きていく意味』や『本当にやりたいこと』『社会に貢献できること』『趣味』『家族』などを考え始める。「週末起業」を知り、何かをしなければと考えていたところでネタ泉隊長と出会う。












