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週末起業のススメ

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第13回 週末起業はネタが命!

2008年2月8日

「会社を辞めず」「お金をかけず」に、「起業」する!その、ノウハウをお伝えします。

1.週末起業はネタが命!

「週末起業はしたいけど、ネタが…」そんな声をよく聞きます。週末起業をしたいという方の多くが、このネタ不在に悩まされています。(これを言いワケにしていつまでも行動しない人も多いのですが) ある意味、この“起業ネタ”が見つかれば週末起業の準備は8割完了と言っていいかもしれません。

実はこの悩み、週末起業を始める前の人だけの悩みだけではありません。週末起業を始めてからも、ずっとつきまとう悩みでもあるのです。何を隠そう、起業家は年がら年中、新しい起業のネタを探しています。起業家は既存のビジネスに満足することなく、いつも新しいネタを探し、ビジネスに仕立て上げずにはおれない人たちなのです。

2.ネタは、99%使われない

しかし、そのネタのほとんどが実現されなかったり、失敗したりします。起業家に一読をお勧めしている一冊に「人生を成功させるための80対20革命」(ロバートコッチ著・ダイヤモンド社)という本がありますが、著者はその中で「一つのビジネスの裏には99の失敗したアイデアがある」と言っています。

これは99のネタを実行しても、うまく軌道に乗るのは一つくらいという意味です。実行されるネタが発想されるネタのほんの一部であることを考えると、その何倍もネタは発想されなければならないのです。それくらい起業するためにはたくさんのネタが必要なのです。

もちろんここで100のアイデア、とまでは言いません。でも少なくとも複数のネタは用意したいものです。そしてようやくひねり出した一つ軌道に乗せるのではなく、「やりたいことはいくつもある。でも断腸の想いで一つだけ選ぶ」そんな風に起業したいものです。すると成功する確率はぐんと高くなります。

またそれができるのが週末起業家の最大の強みです。本当の起業家ならネタを出しているうちに飢え死にしてしまいます。何せネタだけではお金にならないのです。その強みを最大限利用して、ネタを百出させてみましょう。

3.起業“ネタ”って何だ?

われわれは日常的に「起業の“ネタ”」という言葉を使っていて、わかったような気でいますが、そもそも起業のネタとは何でしょう?ある人は単なる思いつきをネタと呼びます。またある人は、ほとんどビジネスプランに近いモノを持ちながら「ネタがでなくて…」などと言って悩んでいます。このあたりの定義を曖昧にしたままではいけません。

起業ネタとは、わかりやすく言えば「何を売るか」です。ビジネスとは「お客さんに価値を提供して、見返りにお金を払ってもらうこと」です。その“何”の部分をさしてネタと呼んでいます。 ただしここではネタをもう少しつっこんで考えましょう。すなわち「“誰に”提供するのか?」まで考えたモノをネタと呼びます。

以上をまとめると「起業のネタを考える」とは「“何を”“誰に”提供して、お金をもらうか?」を考えるということなのです。

4.どんなことをテーマに起業したいのか?

まず「“何を”提供するのか?」を考えるところから始めます。つまり「“何を”売るのか」です。そのためには、あなたが「どんな分野で起業したいのか」(テーマと言ってもいいかも知れません)を明らかにしておく必要があります。

この時、趣味などの「好きなこと」をテーマに据えることをおススメします。「3度の食事より楽しい」ということがあるなら、それをビジネスにしてください。週末起業では、休日を返上することになります。そんな中でも高いモチベーションを維持し続けるには、好きなことである必要があるのです。

実はこの発想、合理的な選択と言えます。「好きこそモノの上手なれ」ということわざがあるとおり、一般に、自分で意識していなくても趣味や好きなことは「得意なこと」である場合が多いからです。

5.週末起業は、趣味をテーマに

こう考えると、好きなことや趣味に関連したビジネスをやることは「流行っている」というだけの理由で好きでもないことを始めるより、効率的に稼げます。実際、週末起業家で成功している人は皆さん趣味をビジネスに代えています。例えば、事例を考えてみても、

・作曲が趣味で、自作CDを販売している
・自転車が好きで、自転車の出張修理をしている
・鉄道マニアで、模型を売っている
・夜景鑑賞が趣味で、夜景評論家と名乗っている

など「趣味が高じて、気付いたらビジネスになっていた」という人が多いのです。ただ、こう言うと、ここで行き詰まってしまう人もいるかもしれません。「何が好きかわからない!」とか「どれが一番好きなのかわからない」いう人が、少なからずいるのです。こうなるとそこから先に進めません。

そういう人は何でもいいからとにかく何か決めてください。やってみて「どうも違う」と思ったら、その時に軌道修正すればいいのです。やっているうちにいくらでも軌道修正できます。

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  • 森英樹さん
  • ナビゲーター:藤井 孝一

    お名前:藤井 孝一
    経営コンサルタント(中小企業診断士) 「日本を起業家で溢れる国に!」をライフワークに奮闘中。会社を辞めずに起業する「週末起業」という起業スタイルを発案、この起業スタイルを全国に普及すべく「NPO法人週末起業フォーラム」を設立。ビジネスパーソンの起業教育を行う。(株)アンテレクト代表取締役社長。著書はベストセラー「週末起業」(筑摩書房)